サビキ釣りに引き続いて、投げ釣りでシロギスという魚を狙ってみましょう!こちらも初心者にはもってこいの釣りですので、是非覚えてくださいね!
シロギス

キスの天ぷらは皆さんご存知ですが、シロギスというと何か分からないという方が結構います。実はキスの正式名称がシロギスで同じ魚の名前です。
シロギスは、北海道南部から九州全域に生息しているため全国的に釣りのターゲットとしても有名な魚です。冬は深場に移動してしまいますが、ほぼ年間通して砂浜や堤防から釣ることができます。

天ぷらで食べるととても美味しい魚のシロギスですが、それが身近で釣れるとは嬉しいですね。しかも結構簡単に釣れてしまうのです。

シロギスのいるポイント
シロギスは砂地を好む魚で、危険を感じると砂の中に潜って身を隠します。釣り場は砂浜や、砂浜に隣接した堤防がおすすめです。また、特に砂地の中にある岩礁、かけ上がり等の地形の変化している場所に居つく傾向があります。
仕掛け
シロギスは投げ釣りで釣ることが出来ます。本格的な投げ釣りとなると200m近く遠投することもありますが、近くにもシロギスはいるので、初心者でも簡単にできる軽い仕掛けのちょい投げからはじめてみましょう。

竿
竿は高価なものが沢山ありますが、ちょい投げについてはそこまで高価なものは必要ありません。2mくらいのシーバスロッド、エギングロッドでも十分代用可能です。
リール
リールはスピニングリールを用意しましょう。トラブルが少なく初心者にも扱いやすいです。大きさは2000~3000番のサイズのリールです。リールに関しても特に高価なものは必要ないので、数千円くらいのもので十分です。
ライン
一般的には感度の良いPEの0.6号~1.5号くらいを使用しますが、初心者にはトラブルの少ないナイロンラインがお勧めです。ナイロンラインの場合は3号くらいが良いでしょう。
針
最近は道糸に結ぶだけですぐに釣りができるような完成仕掛けが沢山あります。

仕掛けとオモリが別になったものから、オモリも付いたものまであります。針のサイズが6~8号のものを選びましょう。シロギスの口は小さいのであまり大きすぎると食いが落ちます。

エサ
キス釣りのエサはジャリメという細いミミズのような虫を使います。石ゴカイの名前で販売されている地方もあります。釣りエサ定番のアオイソメよりも細く小さいので、食いがよくなります。

釣り方

①出来るだけ遠くに仕掛けをキャストします
②着水後に少しリールを巻いて、糸ふけ(糸がたるんだ状態)を取ります
③糸が張った状態をキープしながら、竿を前方から徐々に横に向けて仕掛けをゆっくりひっぱります(サビく)。上から見て12時から3時の方向くらいまでサビくと良いでしょう。リールで糸を巻きながら12時の方向まで竿を戻します(アタリがあるまでこれを繰り返します)
④アタリが無い場合は少し置き竿にしてもかまいません
⑤プルプルっと竿先が持っていかれたらアタリです。そのまま竿を起こしてテンションをキープしたまま巻きます。
⑥釣れた魚は氷と一緒にクーラーボックスで保存しましょう
次のページではタコ釣りを紹介します(´∀`)
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