サビキ釣り、投げ釣りと紹介しましたが、ここで変わった釣りをご紹介。タコ釣りです!!(´∀`)
タコ釣りって自分も最初はそうでしたが、漁師さんがタコ壺とかで捕るイメージだったので『釣る』という認識はなかったのですが、実は簡単に堤防から釣ることができます。さらにここ数年、東京湾でタコの大繁殖で初めての人でも簡単な仕掛けで釣ることが出来るのです。
タコ
タコはお刺身はもちろん、唐揚げ、タコ飯、パスタ、タコ焼き、アヒージョと食材として秀逸なので、釣って帰ると奥様にも喜んでいただけます!
仕掛け
タコ釣りはタコエギと呼ばれる疑似餌を使います。
タコエギとはイカ釣りで使用するエギをタコ用に改良した擬似餌です。イカ用のエギとは異なり、根掛かりしにくい上向きの大型フックを搭載しているのが特徴。
エサを使用せずとも手軽にタコが釣れるため、堤防でも船でも人気が急上昇しており、テンヤ仕掛けに変わってタコ釣りの主流になりつつあります。
エギのサイズ
アピールが強い大きめのエギ(3.5号)がおすすめですが、100g程度の新子が多い場合は2.5号ほどの小さめサイズも大丈夫です。
エギのカラー
エギの色は釣果を左右する大事な要素です。基本的にはアピール度の高い、オレンジ、ピンク、イエロー等が良いですが、その日の天気によっても色を選ぶと反応が違うので試してみましょう。
曇っている日や水が濁っているときは白、オレンジ、ピンク、シルバー等の輪郭がはっきりする明度の高い色を選ぶのが釣果アップのコツです。逆に天気が良い日は水中の中も明るく、タコの目には全体に白っぽい世界に写っているらしいので、明度の低い暗い赤、パープル、グリーン、ブルーがアピールできます。
ラトル入りエギ
ラトルとはマラカスのように音を出す打楽器のことを指しますが、エギにも玉を入れて、ガラガラ、シャカシャカするようにしたものをラトル入りエギといいます。
ラトル入りのエギは通常のエギの波動や視覚的なアピール以外に、音によるアピールが加わります。水中は音の伝達速度が非常に早く、広範囲のタコにアピールすることができるので、活性の低い時や数が少ないときに有効です。
ロッド
タコ釣りではタコとの強烈な綱引きになるので、大物がかかった場合、通常の竿では太刀打ちできません。専用のタコ釣りロッドを使用するようにしてください。
リール
タコ釣りでは操作性とパワー重視が要求されるのでベイトリールを用いましょう。リールに求められる性能としては
- 太いPEラインがそこそこ巻けるラインキャパシティ。
- MAXドラグ力が高い
- 自重は軽い方が良い
- 高剛性のモノ
が挙げられます。
釣り方
①エギを投げ底まで沈める。
②トントン、ユサユサしてエギを躍らせます。なるべく底を離れないように、エギが上下に踊るように・・・・エビが泳いだり底を歩いている様子を演出しましょう。
③タコがエギに抱きつくと、根掛りのようにグッ!っと引っかかる感触に変わります。(実際根掛りの場合もあり、見分けるのは難しい)
④糸を送り込みタコが完全に抱きつくまで間を与えます
⑤しばらくしたら、勢い良く合わせるのではなく、タコを引き剥がすように大きく合わせを入れましょう
⑥重みが乗ったまま巻ければタコが乗っているので、テンションを緩めないように一定の速度で巻き続けましょう。
⑦釣れた後はクーラーボックスか網に入れましょう。タコは逃走上手なので、少しの隙間からでも強引に逃げ出します。
タコのいるポイント
タコは夜行性で昼間は基本的にストラクチャー等の物陰に潜んでいることが多く、沈み根、岩、テトラ、堤防際にいることが多いので、そういったポイントを重点的に攻めるようにしましょう。
しかし、そういった場所は根掛りもしやすいので注意が必要です。
次のページでは堤防で釣れてしまう毒魚についてです。
危険な生物が沢山いるので是非確認して下さい。
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