バイクに乗っていると、エンジンからのオイル漏れが発生することがあります。今回は、そんなトラブルを経験したので、その原因と修理の過程や修理にかかった費用を紹介します。もしあなたのバイクでもオイル漏れが起きている場合、参考になるかもしれません。
オイル漏れの発見
先日、バイクを駐車しているところの路面を見ると・・・嫌なシミを発見!

水であればシミは消えるのですが数日経っても消えない・・・あぁ、またか・・・
ちょうど2年前にも同様のことがあり、その時は「ウォーターポンプの経年劣化」によりオイル漏れが発生していました。
原因は何かわかりませんが、オイルが漏れているのは確実のようです。
ということで早速バイク屋に持ち込みました。
内田自転車商会
以前からお世話になっている『内田自転車商会』さんに持っていきました。自転車と言っていますがバイクの販売・修理をメインに扱われているようです。

地図
内田さんに経緯を説明すると
さっそくバイクの下をのぞいて凝視・・・・ ドキドキ

「エンジンのヘッドガスケットの劣化」でオイルが漏れていますね。おそらく買ってから一度も交換していないと思うので、18年以上経ってガスケットが劣化しています。エンジンを開けてみないとわかりませんが、他にも劣化している部分はこのタイミングですべて交換しましょう!
いつものようにすぐにホンダのパーツセンターに問い合わせていただきました。

ガスケットやOリングは共通部品なのでまだまだ在庫がありますね~。でも、サーモスタットはもう30個ほどしか在庫がありませんね・・・これも替えておいた方がいいですね。エンジンを降ろして作業する為、オーバーホールには2週間ほどかかります。
なんだか大変なことになってきましたが、そのままPS250は入院となりました(;´д`)
今回はシリンダーブロックを開けずに触れることができる、シリンダーから上の部分「エンジン腰上」のオーバーホールです。あとは我が子を手術室に見送り、Dr.内田におまかせするのみです。

エンジンは大きく分けて、シリンダーより上側の燃焼に関する部分と、ミッションやクラッチなど駆動系パーツが組み込まれるクランクケース側に分かれる。
【腰上部品の例】シリンダーヘッド、ピストン、ロッカーカバー、バルブスプリング、 カム。腰下に比べてコストは安価に収まる傾向があります。
【腰下部品の例】ピストン、コンロッド、クランクシャフト、シリンダー。オーバーホールは腰上に比べてかなり高額なコストがかかる。
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