みなさん釣りをしていると釣り竿が折れた経験ってないですか?
不注意で折ってしまう場合もありますが、釣り竿は注意してても簡単にポキっと折れることがあります。
もちろん釣具屋さんで修理に出すこともできますが、修理費は結構高くなり、モノによっては新しい竿を買った方がいいという場合があります。特に安い竿は元が安いだけに修理費の方が高くなる場合が多いです。
今回はよく折れ易い竿の穂先の修理方法を紹介したいと思います。準備するものもほとんどの家庭にあるものですので簡単に修理することができます。
準備するもの
修理するにあたり、こちらのものを用意してください。
・ペンチ
・ライター
・紙やすり
・瞬間接着剤
それではさっそく修理してみましょう!
修理工程①:トップガイドを取る
釣り竿は穂先を折ることが多いので、こんな状態かと思います。
トップガイド
穂先にはトップガイドが付いていると思うので、ライターで軽くあぶり、接着剤を溶かします。※注意:本当にサっとあぶりましょう、やりすぎると他の樹脂パーツが溶けてしまいます。
残った穂先をペンチでつまんで引っこ抜きます。抜けない場合はもう一度ライターであぶってみましょう。少しずつやるのがコツです。
修理工程②:穂先の修整
次に折れた本体側の穂先の修整を行います。
穂先を削る
そのままではトップガイドの穴に穂先は入らないので、時々トップガイドを合わせて確認しながら紙やすりで削ります。これも少しずつやりましょう。一気に削ってしまうと折れやすくなってしまいます。
2、3番ガイドの修整
穂先を詰めた場合、トップガイドと2、3番ガイドの間隔が縮んでしまうので、 丸棒やすりで2、3番ガイドの通し穴を少し削ることで、間隔を調整します。
修理工程③:トップガイドの接着
トップガイドがスポっとはまるようになれば、いよいよ接着です。瞬間接着剤を穂先に少しだけ塗布します。
瞬間接着剤が乾く前に、トップガイドを奥まで押し込みます。余分な接着剤はふき取りましょう。接着剤が完全に乾くまで保管しましょう。
まとめ
これで穂先の修理は完了です。意外に簡単に修理できてしまうのでチャレンジしてみましょう。
ちなみに、折れた時にガイドを失くしてしまったという方はガイドだけ売っているのでこれを購入すれば修理が可能です。
自分は3回穂先の補修をしていますが、釣りに使用しても特に問題ありませんでした。ただし、修理は自己責任で行ってくださいね。何はともあれ、壊さないのが一番なので道具は大事に扱いましょう!
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