スパークプラグ交換
スパークプラグは、バイクのエンジンにとって欠かせない役割を持つ点火装置です。今回は、スパークプラグの詳しい働きや交換方法についてご紹介します。簡単なメンテナンスくらいは自分でしたいという方にお勧めです。
スパークプラグとは
スパークプラグは、プラグに流された電流によって火花を散らし、エンジン内で圧縮された混合気を爆発させる点火装置です。点火の際にスパークプラグに流れる電流は2万~3万ボルトと言われており、これは家庭用のコンセントに流れる電流100ボルトのおよそ200倍~300倍もの電圧となります。
スパークプラグに起こるトラブル
とても小さなパーツですが、スパークプラグにトラブルが起こるとエンジンの始動が悪くなるだけでなく、運転中に突然エンジンが止まってしまう等、予期せぬトラブルに発展してしまう可能性があります。そのような危険を事前に防ぐためにも、スパークプラグの定期的な点検が欠かせません。スパークプラグが劣化することにより起こりやすい症状としては、下記のような症状が挙げられます。
スパークプラグの交換目安
使用しているプラグの種類によっても寿命に若干の違いがありますが、一般的には3,000km~5,000kmの走行で1度交換を行うのが望ましいと言われています。
スパークプラグの交換方法
それでは実際にPS250のスパークプラグを交換してみたいと思います。
今回交換するスパークプラグはこちら、なんの変哲もないNGKのプラグです。送料込みで289円。安!
PS250のスパークプラグを交換する際は、車体左側のサイドカバーを外す必要があります。
黒いリベットを外すとカバーが取れます
開くとこんな感じ
中にスパークプラグが見えます。
プラグにくっついてるソケットを抜きます。結構固いですがグイグイするとスポッと抜けます。
こんな感じでスパークプラグがあらわになりました
これをレンチで反時計回しに回して外します。
18ミリのレンチを使いましょう。
それでは新しいのに替えましょう
新旧で比べてみるとこんな感じ。結構真っ黒ですね(笑)もっと早めに交換した方がいいですね。
逆の要領で新しいプラグを付けます。ソケットをつけるのも忘れずに。
これでスパークプラグの交換は完了です。エンジンをかけてみると明らかにかかりが良くなりました。キュル!ドルン!!!っと元気にエンジンがかかってくれました。
作業時間:10分
それでは次にエンジンオイルも交換しましょう。
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