短距離走行を続けると起こる問題とは?バイクのメンテナンス

PS250

今回はバイクのメンテナンスについて。

昔は結構長距離を走っていたりしたのですが、最近は短距離走行がほとんどで、なかなか長距離走行することがありません。しかし、実は短距離走行はバイクのエンジンにはとっても負担がかかっているのをご存じですか?しかも、1つや2つの問題ではありません、複数の問題が起きる可能性があるので、トラブルが起きる前にメンテナンスをしっかししてあげましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

走行距離が20000kmに

中古(7000km)で買ったPS250ですが、20000kmに達しました。走行距離としてはまだまだ浅いですが、長距離走行よりも街乗り走行が多いので、実は長距離走行よりもバイクには負担がかかっています。

短距離走行を続けると起こる問題とは?バイクのメンテナンス

短距離走行とは

短距離走行を続けると起こる問題とは?バイクのメンテナンス

短距離走行とは主に暖気が終わる前にエンジンを切ってしまうことです。近所に買い物に行く場合や、近い所に通勤で使う場合が多いと思われます。特に近い場所に通勤で毎日使っている方は注意が必要です。

 

短距離走行を続けるとどうなる?

短距離走行を継続して行うことでいろいろな問題が起こる原因となるので注意が必要です。

バッテリーが上がる

短距離走行を続けると起こる問題とは?バイクのメンテナンス

車やバイクは走行しているうちに電気が発電されてバッテリーが充電されますが、バイクのバッテリーを充電するのに必要な走行時間は約30分、時速60㎞で換算すると、約30㎞走行すれば充電されると言われています。実はエンジンをかけてからすぐバッテリーに電圧はかかりますが、充電されるのは電圧をかけてバッテリーが温まってから。つまり、走り始めて10分ほどは充電されていないのです。

エンジンを始動するときにセルモーターを使って減った電気を発電しきる前にエンジンを切ってしまうと、次第にバッテリーの中の電気が無くなりバッテリー上がりの原因となるので注意が必要です。時々30分以上の走行をすることを心がけましょう。

エンジンオイルが劣化しやすい

短距離走行を続けると起こる問題とは?バイクのメンテナンス

エンジンオイルの劣化となる要因はエンジン内部に発生する結露です。エンジンの温度は数100度まで上がるので外気温との温度差で結露が発生しますが、短距離走行では冷えたエンジン(水分混入中)を始動短距離移動(水分蒸発しきれず)エンジン停止して冷える(水分補給)を繰り返すことになり、混入した水分でオイル劣化が加速が起きてしまいます。

長時間運転することでこの結露を蒸発させることができますが、短距離走行のみだと結露が蒸発せずにエンジンオイル内に水分が混ざってしまいます。

燃費が悪くなる

短距離走行を続けると起こる問題とは?バイクのメンテナンス

エンジンが冷えた状態で、エンジンをかけることをコールドスタートといいます。コールドスタートの場合、エンジンが冷えているため、混合気中の燃料が通り道であるインテークマニホールド内に付着しやすく、その付着した不足分を補うため、水温の低い状態では燃料を多く噴射する必要があります。そのため、エンジン回転数も高めになり、コールドスタート時はとても多くの燃料を消費します。

短距離走行が多い場合は、これを何度も繰り返すことになるので、トータルでは燃料消費量が多くなってしまいます。

燃焼室に汚れ(カーボン)が蓄積する

短距離走行を続けると起こる問題とは?バイクのメンテナンス

短距離走行ではエンジンが暖まり切る前に走行が終了してしまうので、不完全燃焼によってエンジン内部やマフラーにカーボンが溜まりやすくなります。この状態が続くとエンジンの始動性が悪くなったり、エンジンが不調になる原因にもなり得ます。

バイクのメンテナンス

一番のメンテナンスは長距離走行(30km以上)を時々することです。バイクや車は乗ることが一番のメンテナンスとも言われています。

次に自分でも出来る簡単なメンテナンスをしてみましょう。

にほんブログ村 釣りブログ 神奈川釣行記へ  

PVアクセスランキング にほんブログ村

スポンサーリンク
PS250
55fishingをフォローする
55FISHING

コメント

error: Content is protected !!