以前、バイクのメンテナンスについてこんな記事を書きました。
内容としては、30分以下(30km以内)の買い物や通勤等の近い距離の移動を繰り返すと『バッテリー上がり』『エンジンオイルの劣化』『燃費の低減』『燃焼室の汚れ蓄積』等の原因になる という記事でした。
そして、自分で言っておきながら、実際にバッテリーが上がりました!(笑)
とはいえ以前交換してから5年程経過しており、寿命であったというのが一番大きい要因ですが、やはり冬場は長距離走行をしない傾向にある為、充電が定期的にされておらずバッテリーがあがってしまったようです。
ということで、今回はバッテリー交換作業をします。
購入バッテリー
前回と同じですが、MTZ12Sというバッテリーです。
バッテリー適合表によると、PS250の適合バッテリーは『YTZ12S』、互換バッテリー『STZ12S』となっています。このMTZ12Sというバッテリーは適合表にはありませんが、適合バッテリーと言われています。
自分もこれを5年使っていて特に問題なかったです。むしろ5年も持って十分でした。
ということで新しいバッテリーが届きました。

バッテリーと一緒に、ネジ、ナット、ワッシャーのセットが封入されていました。

バッテリー交換作業
バッテリーはバイクのシート下にあるのでまずはシートを取りましょう。シート前方に鍵があるのでそれを縦にすると解錠できます。その状態で、丸いレバーを引きながらシートを持ち上げるとパカッと開きます。

シートを取るとこんな感じ

この状態ではまだカバーがあるのでバッテリーは見えません。
カバーにはいくつかプラスチックのリベットがあるのでこれを取る必要があります。真ん中の部分を押すとリベットの爪が開くので取ることができます。

中はこんな感じ

バッテリーがあらわになりました。まずはこの古いバッテリーを取り外します。プラスネジが付いているのでドライバーで取りましょう。
バッテリーを外す際の注意点ですが、バッテリーの端子を外す際は必ずマイナス→プラスの順番に取りましょう

ちなみに、プラスネジはバッテリーの端子の隙間に入っているこんな四角ナットで締め付けます。

ネジを取ると、この固定されていないナットが端子の隙間からポロっと取れるので気を付けましょう。

ネジが取れたら、真ん中のゴムバンドも取りましょう。
新旧比べるとこんな感じ。まったく同じバッテリーですが、若干形が変わっています。プラスの方には分かり易く赤いマーキングもされています。

次は逆の要領で新しいバッテリーを取り付けましょう。取り付ける時はプラス→マイナスの順番です
プラス端子から取り付け、マイナス端子、ゴムバンド。
カバーとシートを取り付ける前に、一応端子を繋いだ状態でエンジンをかけてみましょう。
キュル!ドルン!!一発始動です。
前まではキュキュキュドルンっという感じでしたが、元気なバッテリーになりました!
これでバッテリー交換完了です。
まとめ
バッテリー交換作業 自体は簡単ですが、シートを開けたり、リベットを取ったりする作業が少し面倒です。またバッテリーの端子を外す際の順番にも注意が必要です。バッテリーの寿命は2~3年が目安です。今回すっかり忘れており、冬場も相まってバッテリーが上がってしまいました。
用事の前にエンジンがかからない!!っということが無いように、みなさんもバッテリーの寿命と短距離走行にはご注意下さい!
作業時間
10分
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